かぜおいびとの第一歩 !

人間の一生、生きざま、生き方は、千差万別、選択肢も多様にあり、政財界、芸能界、スポーツ界、それこそ、人生いろいろ、人さまざま、生命を受けて、一生を終えるまでの間の中年、或いは晩年になって大きく変わることもあるが 多くの人は20代で決まる。義務教育を終え、高校を卒業し、大学に進学か或いは就職し独り立ちして自分自身を知って、その先を模索しながら目標を定めスタートを切る。街を歩けば、眩いばかりのブランド店に輝く高級車、ネオン街が呼びかける。「俺の前にいるおいお前、俺を手にしたいと思わないか?」。選ばれたほんの一握りの人々、人生の成功者と呼ばれる人間だけが手にすることができる、ブランド品、高級車たちは平然とつぶやく、「俺たちを持て、俺を持つに相応しい人になれ、」俺たちはそんな大物を待っている。そんな大物だけにひれ伏す。当たり前のことだが並大抵の普通の庶民、サラリーマン、大衆では俺たちを手にすることは出来ない、持てない、だからこそ誰もが持ちたい、所有したいと欲望を抱く、憧れのブランド品が呼びかける。「いつまでもそんな処を歩いている場合ではない。時間は待ってくれない、情け容赦なく過ぎていく」。夢で終わるか?   夢を実現するか?「人間50年、下天のうちをくらぶれば夢幻の如くなり」、歴史上の人物、信長の愛誦した幸若舞にうたわれた人間50年の定年も今の時代の寿命は、30年程度延びて80年位はあるが実働はほぼ50年程度で考えなければならない。この気の遠くなるような80年も終わってみれば「アッ」という間、僅か80年に過ぎない。この80年に自らの一生を賭けて、自らの手で所有して、所有するに相応しい人間にならなければならない。人間性のない所有しただけの単なる成金であってはならない。マナーも教養も人格も含めた中身も問われる。持つに相応しい人間でなければならない。歴史を変えた信長、天下人となった秀吉、そして、覇王まで昇りつめた家康、この勝者の美学は歴史が語っている。迷わず、ひるまず、夢に向かって、その第一歩を踏み出そう!